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株式会社ミスミグループ本社 ビジネスプラットフォーム · 1001人以上

面接内での技術確認を大幅削減。プレイバック機能で人柄を見抜く、ミスミの選考改革

! 課題
  • 40分という限られた面接時間の大部分が「技術力の確認」に費やされ、一番知りたい考え方や人柄を見極める時間が不足していた
  • 選考のリードタイムが長く、他社に内定をもらった候補者に途中で辞退されるケースが発生
✓ 導入効果
  • 事前のコーディング試験により、面接内での技術確認時間を大幅に削減。面接を候補者の深掘りやアトラクトの時間に充てられるように
  • 書類や面接では見えないコーディングに取り組む姿勢や人柄をプレイバック機能で可視化
  • 海外でのエンジニア採用ではスクリーニングとして機能

面接の大半が技術確認に。候補者の“人柄”に向き合えないジレンマ

導入前は面接の構造に課題がありました。技術力の確認に時間を取られ、一番重要なその人の本質を見極める時間が不足していたんです。

これまではカジュアル面談、書類選考、SPIを経て、現場面接を複数回実施するフローでした。1回40分の面接を3回(現場2回、役員1回)行うなかで、特に現場面接では、実に30分近くを技術力の確認に費やしていました。書類に書かれた過去の経験を口頭で深掘りするようなやり方です。

本来なら、候補者の考え方や行動様式、人柄などを見極め、弊社と本当に合うかどうかを判断する場であるべきです。しかし、どうしても基礎となるスキルの確認が先に必要なので、そこに向き合う時間が少なくなってしまうというジレンマがありました。

ミスミ様インタビュー記事写真01

さらに、選考プロセス全体のリードタイムが長くなっていたことも致命的でした。今の転職市場は非常にスピード感が速いです。弊社が1次選考の通過判断をしたタイミングで、「他社さんで内定が決まったので辞退します」と言われてしまうケースも発生しており、他社に遅れを取りたくないという強い危機感がありました。

そこで、技術力の確認をツールへ移管し、本質的な面接の時間とするべくHireRooの導入を決めました。

プレイバック機能でコーディングに取り組む姿勢を可視化

HireRooの試験は、書類選考を通過した段階で宿題形式で提示するようにしています。おかげで面接内での技術確認の時間を大幅に削減できました。

その分、面接を候補者の深掘りや自社のアトラクト(魅力付け)に充てられるようになりました。あわせて、これまでカジュアル面談で用いていた事業説明などの資料を、書類選考通過の段階でエージェントから候補者へ事前共有いただく運用に変更しました。エージェントからの補足もいただきつつ、あらかじめ弊社への理解を深めていただいた上で面接に臨んでもらえるようになったため、現在は人によってカジュアル面談をスキップし、選考プロセス全体をシャープにすることで課題だった選考スピード向上を実現しています。

また、HireRooの「プレイバック機能」も人柄の深掘りに活用しています。候補者がどんな姿勢で取り組んでいるかを可視化してくれるのです。

個人的に丁寧さを感じる方は好印象です。例えば、ある方はスコア自体はそこまで高くなかったのですが、プレイバックで見るとコードの書き方やコメントの残し方が丁寧だったんです。

「自分がわかればいい」ではなく、「他人が見たときにわかりやすいか」「1年後に読んで理解できるか」を意識して、あえて一見非効率に見える丁寧なステップを踏んでいる。こうした気遣いや思考プロセスが見えたことで、私のなかでは技術スコア以上の高い評価をつけました。

面接の深掘り時間を確保しただけでなく、人柄を知る材料を得られるようになったのは選考の質向上につながっていると感じています。

ミスミ様インタビュー記事写真02

200名以上の応募から20名を採用し、海外組織立ち上げを実現

実は弊社では、海外でもエンジニア採用を行っています。そこでもHireRooを活用した結果、目標人数を上回る20名の優秀なエンジニアを採用することができました。

私自身、現地の細かな開発カルチャーが分からなかったため、ここでは客観的に技術力を判断できるスクリーニングの仕組みとしてコーディング試験を活用しました。選考の最初にコーディング試験を受けてもらい、その後に面接を2回実施する選考フローでしたね。

募集開始時には200名以上もの応募があったのですが、海外の候補者はこうした試験に慣れていることもあり、非常に優秀なスコアを出す方が次々と可視化されていきます。HireRooが迅速なスクリーニングとして機能したことで、カルチャーの異なる海外採用においても、ミスマッチなくスピーディーに選考を進めることができました。

論述形式で引き出す「論理的思考力」。課題を自ら定義できるエンジニアを求めて

ミスミ様インタビュー記事写真03

現在、職種ごとに少しずつアップデートをかけながら問題設計を行っています。クイズ形式のウォーミングアップから手を動かすアルゴリズム問題、最後は論述形式の問題で締める構成が多いです。この論述形式で私が見たいのは、論理的思考ができているか、それを言語化できているか、という部分です。

個人的に考える理想のエンジニア像は、与えられた問題を解くだけでなく、問題や課題を自分で定義し、その仮説を自ら検証して回していける人。課題に対する解決方法を考えることは基本ですが、今はAIにその役割を持たせることもできる。本当に必要なのは「その課題の真因はどこにあるのか」を深く掘り下げられる課題定義力なのではないかと考えています。

面接だけで直接見極めるのは非常に難しいですが、ベースとなる論理的思考力や言語化スキル、先々まで見据えて構造化できる丁寧さがあるかどうかは、こういった論述問題と面接を組み合わせることで見極めようとしています。

HireRooによって技術評価を効率化し、候補者一人ひとりと向き合う本質的な選考フローへ、これからもブラッシュアップしていきたいですね。

株式会社ミスミグループ本社が感じた導入利点まとめ

ミスミ様インタビュー記事写真04

  • 面接内の技術確認コストを大幅に削減し、候補者の人柄や考え方を深堀りする時間を最大化
  • プレイバック機能により、コーディングに取り組む姿勢や人柄を可視化
  • 海外採用において、客観的かつスピーディーなスクリーニングとして機能
  • 論述形式問題により、論理的思考力、言語化スキルを確認
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